高級家具を生み出すウォールナットとは


 

ウォールナットと呼ばれる、世界のクルミ科9属60種類の樹木の中には、
日本に自生する樹木も含まれています。その実は「クルミ」と呼ばれ、私た
ちの生活になじみのある樹木かもしれません。

 

その魅力は、落ち着いた色合いと重厚で美しい木目にあります。白太と呼ばれる
辺材は灰白色、心材は茶褐色。白と茶色の対比が、互いの魅力を惹きたてあいま
す。
色味は一様ではなく、辺材から心材にかけ、様々な色がグラデーションを描き、
美しい模様の表情を形成します。
心材は時間の経過とともに、濃い茶色から明るい茶色へと、落ち着いた色合いへ
と変化していきます。

 

流れるような木目は、モダンで重厚感あふれる、優美な雰囲気を醸し出します。



 

古くから、そして今も高い人気を誇るウォールナット


 

ウォールナットは、古くから高級家具材や工芸材等として用いられてきました。

 

かつて、家具は王侯貴族のような富裕層が、広大な城内のダイニングやホールを飾る
調度品として作られてきました。その流れは現在にも引き継がれ、根強い人気
誇っています。

 

家具以外にも、加工後の狂いが少なく、耐衝撃性の強さから、ライフルの銃床や楽器
にも使われています。 
他にも、重厚感が求められるフローリングや建具としても使われる等、様々な用途に
使われています。

 

 

 

テーブルとなる一枚板は貴重


 
ウォールナット材の人気が高まると、市場の需要に応じるために、木材の伐採が進みます。

現在は、大木は少なくなってしまったそうです。
 

VELEXが良質なウォールナット家具をご提供できる理由


 

―世の中に綺麗な木があることを、広く人々に知っていただきたい―
そんな想いから、VELEXでは、1990年代初頭から銘木を原木のまま
買い付けてきました。


当社が所有するウォールナットは、その頃に買い付けた数多く
の銘木の一部。
 


 







 
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